
在学中です、未修入学についてご案内します。
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目次
東京大学・法科大学院(未修)の基本情報

名称 | 東京大学・法科大学院 |
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所在地 | 〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3-1 |

東京大学・法科大学院(未修)の学費・奨学金

初年度学費 | 80万4000円(2020年度) |
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奨学金 | 東京大学法科大学院奨学金制度 (給与制・月額8万円) 独立行政法人日本学生支援機構の奨学金制度 (第1種=無利子、第2種=有利子) |
東京大学法科大学院には、授業料免除制度も設置されています。
例えば、令和3年度の場合、
- 入学料全額免除 2名、半額免除 13名
- 前期授業料全額免除 66名
- 後期授業料全額免除 66名
という授業料免除の実績があります。
東京大学・法科大学院(未修)の入試難易度

東京大学ロー・スクールの未修コースについて、「小論文」と「面接試験」の受験難易度のお話をします。
【小論文】熟考タイプは有利
法科大学院未修の入試には、課題文型小論文が必須です。東大の小論文は、早稲田や慶応の大学院と比べて、書きやすいと思います。
その理由は、上記に挙げた私立大学院の小論文は、過去問を見てもらえば分かると思うのですが、課題文が長く長文読解に時間を取られ、自分の意見をまとめる時間が短いのです。
その点,東大の入試は、私立に比べると課題文が短く、何を書くべきかをまとめる時間が作れます。
課題が短い分、求められる文字数も多くなるのですが、自分の知識を答案用紙に存分に書ける良い機会となっています。
面接試験
次に東京大学・法科大学院の入試で必要となる面接試験についてお話します。
面接は、ディスカッションもしくは志望動機を話す。どちらかが求められます。人によって面接時間が異なるようですが、私は15分程度で終わりました。
分からないことは「分からない」と答えれば、面接官の先生の方で考える手立てをくださいましたので、大変質問に対して考えやすい環境を整えていただけました。
東京大学・法科大学院(未修)⇒入試対策

【課題文型小論文】について
私の場合、私立入試が始まる2カ月前から国公立入試が終わるまで、一日1冊は本を読み、面白いと思ったことと自分の考えをノートに書き留めていました。
ジャンルとしては、法律に関することから心理学や環境学など法律に関係ない分野や社会問題に関する本まで多岐にわたりました。
(特に参考となった本は「これからの正義の話をしよう」と「ファクトフルネス」です。ご興味ある方はぜひ読んでみてください。)
しかし、今まで本に触れてこなかった方は、一日1冊本を読むことは苦痛かと思います。
その場合には、自分の興味ある分野からまず始めてみてください。まず文字に慣れることが重要です。その次に、自分で考える力を養いましょう。正しく文章を理解しないと、設問に沿った問題に答えられないからです。
また、過去問は必ず解くようにしましょう。各法科大学院の出題傾向が分かります。そして、過去問を解いた後はいろんな人に見てもらってください。
私は文章添削サービスを利用しました(5万円ほど)。こんなにお金をかけられない、という方は教授に頼んでみてはいかがでしょうか。
教授の方々は大量の論文の書き読みをしているので、分かりやすく論理性のある文章を知っています。
【面接】について
私は、人と話すことが苦手ですぐにレスポンスを返すことに苦戦しました。これは何回も練習あるのみです。
ディスカッションは知識をつけること。これは、小論文対策と同様一日1冊本を読んで身に着けてください。そして、得た知識を他人に話すようにしましょう。出来る限り“分かりやすく”伝えることを意識してください。
志望動機については、事前に聞かれそうな質問を考えて文章にしていました。その後で、何度も声に出して読み上げました。
私は、学生支援課の先生にお願いして、ディスカッションや志望動機を練習しました。
私の大学は大学院に進学する生徒が少ない学校なので、大学院入試に特化した先生ではなく、就活の面接に強い先生にお願いしました。
それでも、対人で何度も面接練習を重ねたことが功を奏したと思います。
東京大学・法科大学院(未修)⇒出題傾向

東京大学・法科大学院の評判・口コミ
東京大学・法科大学院に進学するメリット
東京大学法科大学院に入学する場合、著名な先生方に教えていただけることが、何よりの強みだと思います。司法試験に携わる先生方が多いので、安心感を持って授業に臨めます。
それに、4大法律事務所に入りたい方は、クラスで事務所訪問に行くことができます。大手を目指している方にとてもおすすめしたい大学院です。
また、就活サークルもあるので、4大以外を目指している方の就活サポートも充実しています。そのサークルはネームバリューがあるので、個人では事務所訪問しにくい事務所でも事務所訪問できちゃうかもしれません。
さらに、東大の看板を背負っているという緊張感があります。これが個人的には一番入学してよかったポイントです。
未修といえども優秀な人材が集まっている東大ロースクール。周囲の生徒に負けたくないという思いからモチベーションが上がります。
東京大学法科大学院⇒自主ゼミが活発
東京大学法科大学院は、自主ゼミが活発です。コロナの自粛期間中でもZoomを用いて議論をしています。「司法試験の過去問を検討するゼミ」や「授業の分からないことを解決するゼミ」などなんでも設立しています。ゼミに入るのは強制ではないので、自分で入るゼミを決めることができます。
東京大学法科大学院⇒サークルが充実
東京大学ロースクールでは、サークルが充実しています。先輩たちや他のクラスの方々と仲良くなれるいい機会となっています。人脈を作るには最適の場であると思います。
東京大学法科大学院⇒先生の授業が良い
東京大学ロー・スクールでは、先生たちの授業が分かりやすく、面白いです。勉強をしているというよりは、考えさせられるエンタメのような感じです(個人差があると思います)。
そのため、勉強するのが楽しくなります。ただ、他の法科大学院に比べて授業時間が長いので、集中力を保つのが難しいです。
しかし、分からないことは先生に聞く体制が整っているし、議論もできます。先生方も熱量があり、質問には真摯に答えてくださいます。そのため、授業に関する不満はありません。
そのためには、ステートメントに手を抜かないでください。
決して手を抜くことなく、他人に添削してもらい、何度も何度も推敲し後悔しないステートメントを作成してください。
また、東大ではTOEICが必要となります。事前に準備しておきましょう(650程度でも合格しましたが、安心するには足りない点数だと反省しています)。
とにかく、合格するには試験までには入念な準備が必要です。
しかし、合格してしまえば、忙しいけれども充実した日々が過ごせます。どうぞ、頑張ってください。
私の記事が励みになれば嬉しいです。
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\合格者の評価が高い/
アガルートには法科大学院の入試対策講座が充実しています。
公式HPを必ず確認しておきましょう。