法曹を目指して勉強を始めた受験生、これから勉強する方に向けて、
司法試験・合格に役立つ情報をお伝えします。
受験勉強を始めるときに確認すべき大事なことです。
まずは予備試験に合格または法科大学院を卒業

司法試験を受験するためには、
「予備試験に合格」
「法科大学院を卒業」
何れかの方法で、受験資格を得ることが必要です。予備試験にも法科大学院にも、それぞれ、費用や期間についてメリット、デメリットがあります。
基本的には「法科大学院」ルートを選ぶ人が多いです。一方、社会人受験生や、短期合格を狙う方、そして大手法律事務所への就職を確実にしたい方は「予備試験」ルートを目指すことが多いでしょう。
費用が高いことを理由として「予備試験ルート」を選択する人もいます。
どちらのルートを選ぶにしても、基礎学力は確実に固める必要あるので、しっかりと受験対策することが重要になります。
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次に司法試験を受験

司法試験を受験するにあたり、勉強する内容は、基本的には予備試験または法科大学院における学習内容と同じです。
しかし、これまでより具体的な事例に対応する必要があったり、論文試験の特徴を踏まえた学習をする必要があります。
司法試験合格者の話をよく聞きながら勉強を続けましょう。
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司法試験「予備校」の選び方

独学での受験を検討する人もいますが、司法試験等は、独学で受験することは困難だと考えましょう。
「法科大学院を受験」
「予備試験を受験」
「司法試験を受験」
何れの場合でも、受験予備校を上手に利用しなくてはなりません。
最新の受験傾向を踏まえ、合格者に評判が良い「司法試験予備校」を利用する必要があります。
従来は、大手予備校による大型教室での集団授業を受講することが主流でした。
しかし、最近では、より効率的な学習ができて、短期合格が狙える「オンライン予備校」が台頭しています。
司法試験の受験勉強は、「予備校に通う」形式から、「自宅・自習」形式に移行してきていると考えてよいでしょう。
従来は、「伊藤塾」「LEC」「辰巳法律研究所」「早稲田セミナー」といった、大手予備校を利用する受験生が多数派でした。



短期合格を果たした方や、働きながらの社会人受験生から、人気・評価が右肩上がりです。
オンライン形式で行われる授業であるため、授業料も、圧倒的に安くてコストパフォーマンスが良い点も人気の秘訣です。
不退転の決意で受験勉強に専念

皆様もご承知の通り、司法試験等は、決して簡単な試験ではありません。
一度受験を決意したら、不退転の決意で勉強を続けましょう。
予備校を選んだら、まずは予備校の学習ペースを掴むことに専念してください。
勉強に慣れてきたら、今度は、予備校に頼り切ることなく、自学自習することを心がけましょう。予備校に頼りきって勉強すると、合格にたどり着くことは難しいでしょう。
予備校は利用するもの。
自学自習で積極的に学ぶ姿勢を忘れないようにしましょう。
司法試験に合格すると人生が動き出す

受験生時代には実感することが難しいかもしれませんが、
司法試験に合格すると、道が一気に開けます。人生の選択肢が増えて、明るい未来が広がっていきます。
受験当初は、やる気に満ちていても、受験勉強期間が長引くに従って、モチベーションが落ちてしまうときもあると思います。
でも、コツコツと勉強を続けましょう。
予備試験・司法試験においては、論文試験で高得点を取ることが、合格の秘訣ですから、論文答案を書く練習を怠らないことです。
「自らの力で受かる」という気持ちをキープ出来れば、必ず合格することができます。