個別の法科大学院

めざせ!中央大学・法科大学院(既修者)⇒難易度、入試対策・過去問、学費・評判を確認する

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和也
和也
中央大学法務研究科法務専攻(既修)の卒業生です。中央大学・法科大学院についてご案内します。

法科大学院への進学を検討するときに、東京大学・京都大学・一橋大学・慶應大学と並んで、受験生が検討することが多いロースクールが「中央大学法科大学院」です。

中央大学法科大学院は「司法試験合格率」は高くありませんが、「司法試験合格者数」が多いロースクールです。

入学試験の難易度は低くないので合格することは難しくありませんが、

入学してから成績上位をキープすることで司法試験にも確実に合格することが出来るでしょう。

人気が高い中央大学法科大学院のことを、在校生目線で書いています。

受験生の皆さんのご参考になりますように。

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中央大学・法科大学院の基本情報

名称中央大学法科大学院
所在地東京都千代田区神田駿河台3-11-5
学習コース既修、未修
入試難易度
中央大学法科大学院は、2023年4月に、市ヶ谷キャンパスから駿河台新キャンパスへ移転しました。

中大ローへの入学はオススメできます。しっかりと受験対策をして入学試験に挑みましょう。

中央大学法科大学院の司法試験合格実績(2022)

2023年度ランキング司法試験合格率受験者数最終合格数
順位ロースクール名称全体全体修了者在学中
1位京都大学法科大学院68.4%2751889494
2位一橋大学法科大学院67.2%1801216160
3位慶應大学法科大学院60.0%3101869591
4位東京大学法科大学院59.0%3151869294
5位神戸大学法科大学院48.6%146714427
6位名古屋大学法科大学院47.2%89422220
7位早稲田大学法科大学院44.7%3891749084
8位大阪大学法科大学院42.9%182785127
9位中央大学法科大学院39.3%229904347
10位北海道大学法科大学院37.8%74281315
11位岡山大学法科大学院36.4%331257
12位愛知大学法科大学院33.3%6220
13位成蹊大学法科大学院33.3%3110
14位筑波大学法科大学院33.3%5117125
15位同志社大学法科大学院33.3%87291910

参照元:令和5年司法試験の結果について(2023年法務省)

上記の表は、法科大学院の司法試験合格実績(2022年度、令和4年度、上位10校)です。

残念なことに、

中央大法科大学院の司法試験合格率は「26.2%」であり、上位10校にはランクインしていません。

近年、中央大学法科大学院の司法試験合格実績は低いのですが、中大ローの場合は、入学定員が多いので他のロースクールより若干入学しやすい面もあります。

司法試験の勉強をして実際に合格するのはあくまで自分自身です。

中大ローに入学して、必死に勉強を頑張り上位成績者となることで、司法試験に合格する可能性が高まると思います。

中央大学・法科大学院の学費

初年度学費入学金 30万円
年間学費等  130万円〜(2021年度)
奨学金各種奨学金制度あり

中央大学・法科大学院の入試難易度

受験者数・合格者数倍率
2022年度既修コース781名⇒393名1.99倍
未修コース260名⇒74名3.51倍
2021年度既修コース615名⇒305名2.02倍
未修コース202名⇒83名2.43倍

中央大学・法科大学院の入試難易度は、上位ロート比較した場合にはそれほど高くありません。既修の合格倍率は例年2倍程度のイメージです。

とはいえ真面目に試験勉強することが前提となります。

中央ロー入試に合格するためには、民法・憲法・刑法に力を入れると良いです。

中央大学法科大学院の入学試験では基本3科目に対する配点比率が高いため、民法・憲法・刑法に力を入れて学習することができれば、他の民訴、刑訴、商法についてはあまり学習が進んでいなくても合格することは可能だと言えます。

それに民法・憲法・刑法は基本的な判例知識があれば合格ラインは超えることができますし、

民訴、刑訴、商法に関しては、基本的な理解がなくとも、論証パターンを覚えただけで対応できる程度の難易度なのです。

そのため、民法・憲法・刑法については基本事項をしっかり学習し、その他の科目は論証パターンを覚える程度で大丈夫だと思います。

【最新ランキング】法科大学院→入学難易度・司法試験の合格率、受験校選びのポイント法科大学院を選ぶ際は、まずは司法試験の合格率が高い法科大学院を目指しましょう。 司法試験合格率は、法科大学院によって6%から70%...

中央大学・法科大学院⇒入学試験対策

法学既修者①論述試験(憲法・民法・刑法)150分
小論文試験(民事訴訟法・刑事訴訟法・商法)120分

中央大学・法科大学院の入学試験では、民法・憲法・刑法については、基本的な判例の理解と条文の理解について問われることが多いです。

中大ローの「憲法」対策

中央大学ロースクールの憲法は、時事ニュースを意識した事例問題が出題されることが多いので、判例百選の事案や判旨の考え方をベースとして、その事例特有のポイントを指摘して解決することが求められます。

そのため、受験対策としては、基本書やテキストなどで基本事項について理解し、その上で判例百選や演習問題を学習することです。

実際の試験では特段難しいことを書く必要はなく、基本を理解していることと、問題特有のポイントを理解していることを示すために、キーワードを意識した学習をすると良いでしょう。

それだけで中央ローの入試問題については合格ラインを超えることができます。

中大ローの「民法」対策

中大ローの民法は、基本論点を問う出題が多いと思います。

条文の要件に具体的な事実を丁寧に当てはめて結論に導くようにしましょう。

問題文に掲載されている事実の全てが要件該当事実ではないと思います。よく考えながら事実を当てはめる姿勢が問われていると感じます。

中大ローの「刑法」対策

刑法も基本論点が問われることが多いと思います。百選判例を論理、考え方をキーワードで押さえておくことが重要だと思います。

抽象的なことを延々と論じるのではなく、具体的事実をうまく答案で論じるように訓練することが重要だと感じます。

中大ローの「民事訴訟法」対策

中大ローの民事訴訟法には、原理原則をしっかりと抑える勉強を徹底しましょう。

各制度の趣旨と条文構造をしっかりと押さえておくことが重要です。

難しい応用論点を勉強するのではなく、基本・原則を徹底的にマスターすることが重要です。

中大ローの「刑事訴訟法」対策

中大ローの刑事訴訟法の問題も、基本論点からの出題が多いので、焦ることなく誰もが知っている論点と判例を抑える勉強に徹しましょう。

難問が出題された場合でも、基本問題が出題された場合でも、原則と条文を的確に述べるようにすることです。

基本をコンパクトに論じた上で、問題特有のポイントにも触れるようにすることが大切だと思います。

中大ローの「商法」対策

中大ローの商法の問題も、応用論点を学ぶ必要はないです。

基本論点だけをしっかりと抑えることです。条文・趣旨・判例をキーワードで理解し書けるようにしておくことです。

その上で、問題の事実関係を丁寧に当てはめている姿勢を、文字で示しましょう。

中央大学法科大学院の入試対策

中央大学ロースクールの民訴法・刑訴法・商法の問題は、各法律の基本的な理解がたとえ不十分でも合格ラインを超えることが可能です。

しかし、テキストや趣旨規範ハンドブックに記載されているような問題については、基本的な論証パターンを回答できるようにしておきましょう。

民訴・刑訴・商法については、ひとまず論証パターンを覚えていれば、中央ローの合格ラインは超えることができます。

和也
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中央大学法科大学院の入学試験では、科目別に合格最低ラインが設定されているので注意してください。

中央大学・法科大学院⇒過去問の出題傾向

中央大学法科大学院においても、過去の入試問題を研究することで、今度の本試験に出題される傾向を分析することができます。

法科大学院入試対策をする上で、過去の入試問題を解くことは必須です。

中央大学ロースクールのホームページに、入学者選抜の過去問題が掲載されているのでみておきましょう。

法科大学院入試は出題範囲が広いので、出題傾向を分析することで学習効率が上がるし、出題趣旨や問題に対する考え方を理解できるから合格率を高めることができます。

独断と偏見に陥り、入試対策が明後日の方向に向かうことがないように予備校の講座を受講しておくと良いです。

法科大学院入試においてはアガルートの過去問分析講座で勉強すると良いです。

アガルートでならば学校別の過去問分析講座を安価で受講することができます。

法科大学院入試対策においては、「アガルート」の予備校講座が充実しており評判が良いです

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中央大学・法科大学院⇒魅力とメリット

法曹界屈指のネットワーク

中央大学の卒業生は、法曹の世界に多く進出しています。

学部卒業生や予備試験合格者を加えると、中央大学の法曹会は屈指のネットワークを持っています。

「中央大学法曹会」
「中央大学法科大学院同窓会」

これらの法曹ネットワークは心強い味方になってくれることでしょう。

勉強に専念可能な学習施設

中央大学法科大学院(市谷キャンパス)の学習環境は良好です。

自習室、ロッカーに限らず、ゼミ室、小教室、模擬法廷が設置されています。

自習室とロッカーは朝8時から夜0時まで利用可能なので、朝から晩まで勉強に専念することができます。

充実した学習フォロー体制

中央大学法科大学院には、以下の学習フォロー体制が充実しています。

「クラス・アドバイザー制度(未修者コース1年生)」
「クラス単位のコミュニケーション文化」
「若手卒業生が実務講師フォロー」

中央大学・法科大学院⇒口コミ・評判

中央大学・法科大学院に進学するメリット

現在では、中央ローの司法試験合格率が低下し、もはや上位ロースクールとしての印象は無くなってきています。

しかし、現在でも中央というブランドは残っていますし、何より卒業した先輩の数が多いため、司法試験合格後の就職活動でもある程度は有利に働くことがあります。

また、司法試験合格についても、中央ローは司法試験の合格に直結する授業を行なってもらえるため、他のローのように司法試験には無関係なことを学習する必要がありません。

そのため、中央ローであれば、司法試験合格にむけて無駄のない学習をすることができます。

さらに、中央ローの教授陣には、司法試験合格について実績のある教授が多数在籍されているため、司法試験合格に向けて安心して教授の授業に集中したり、質問したりすることができます。

そのような環境で勉強することで、合格に足りる実力をつけることができます。

中央大学ロースクールの学費免除制度

中央大学・法科大学院には、他のローと同じように、学費免除の制度があります。

一般的には、学費免除は入試の際の成績優秀者に与えられるものだとされていますが、中央ローの場合には、中央大学出身者に対して学費免除の枠がかなりあります。

他の大学出身者であれば、学費の半額免除程度であっても、中央大学出身者であれば学費の全額免除になるほどです。

そのため、中央大学に在籍していれば、最低でも学費の半額免除は得られます。

中央大学法科大学院の授業(過去問対策・添削)

また、中央ローでは、司法試験の過去問についての学習が授業の中で行われています。過去問の解説を行なってもらえることに加え、答案の添削を行ってくれる教授もいるため、司法試験の受験勉強に直結します。

こうした教授の授業や添削を受けることができる点で、中央ローは司法試験に直結したロースクールと言えます。

司法試験に合格したい方は是非中央ローに進学されることをオススメします!
法科大学院入試対策においては、「アガルート」の予備校講座が充実しており評判が良いです。

アガルートの詳細≫

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