京都大学法科大学院は、京都市左京区吉田本町(京都大学吉田キャンパス)に設置されており、数あるロースクールの中でも非常に高い評価を受けています。
著名な法学者が多く在籍し充実した教育が提供されていることが評価されていますし、司法試験合格率が高いこともあり優秀な学生が多く在籍しています。
頭が良い人が集まるのか、京都大学法科大学院で勉強するから頭が良くなるのか。
いずれにしても、京都大学法科大学院には頭脳明晰な人が多く、でもどちらかというとアットホームな雰囲気に包まれています。
京都大学法科大学院は、今振り返ってみても、良いロースクールでした。
事前に講座内容を確認しておきましょう!
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目次
京都大学・法科大学院の基本情報

名称 | 京都大学大学院法学研究科法曹養成専攻 KYOTO UNIVERSITY LAW SCHOOL |
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所在地 | 京都市左京区吉田本町 京都大学吉田キャンパス |
入試日程 | 令和6年度(令和6年4月1日入学) <法学未修者> ・特別選抜 令和5年9月17日(日) ・一般選抜 令和5年11月11日(土) <法学既修者> ・一般選抜 令和5年11月11日(土)、 12日(日)の両日 ・法学部3年次生出願枠 令和5年11月11日(土)、 12日(日)の両日 ・5年一貫型 令和5年11月11日(土) |
京都大学法科大学院の特徴としては、討議・対話を重視した少人数教育が挙げられます。
京都大学法科大学院は、京大出身者が多く学生のレベルも高いため、討議や対話を通じて、思考力・対話能力が徹底的に鍛えられます。
理論教育に実務教育を組み合わたカリキュラム編成によって、理論と実務の架橋が図られています。
みんなで勉強していこうという一体感があるロースクールですし、優秀な方ばかりですが、みなさんバランスが取れていて、勤勉家です。
同級生も教授陣も、みな良い方ばかりです。
- 思考力を育成
- 少人数教育・豊富な教授陣
- 自習室が整備
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京都大学・法科大学院の司法試験合格実績
京都大学法科大学院は、修了生の司法試験累積合格率が約80%、修了後1年目の合格率が約60%と、
全国の法科大学院の中でもトップクラスの実績を誇ります。
京都大学法科大学院の学生は、予備試験を積極的に受験せず、だから予備試験の合格抜けが少ないと言う噂もあります。
「予備抜けが少ないから司法試験の合格実績が高い」と言う人もいますが、いずれにしろ司法試験の合格実績は高いのです。
2023年度ランキング | 司法試験合格率 | 受験者数 | 最終合格数 | |||
順位 | ロースクール名称 | 全体 | 全体 | 修了者 | 在学中 | |
1位 | 京都大学法科大学院 | 68.4% | 275 | 188 | 94 | 94 |
2位 | 一橋大学法科大学院 | 67.2% | 180 | 121 | 61 | 60 |
3位 | 慶應大学法科大学院 | 60.0% | 310 | 186 | 95 | 91 |
4位 | 東京大学法科大学院 | 59.0% | 315 | 186 | 92 | 94 |
5位 | 神戸大学法科大学院 | 48.6% | 146 | 71 | 44 | 27 |
6位 | 名古屋大学法科大学院 | 47.2% | 89 | 42 | 22 | 20 |
7位 | 早稲田大学法科大学院 | 44.7% | 389 | 174 | 90 | 84 |
8位 | 大阪大学法科大学院 | 42.9% | 182 | 78 | 51 | 27 |
9位 | 中央大学法科大学院 | 39.3% | 229 | 90 | 43 | 47 |
10位 | 北海道大学法科大学院 | 37.8% | 74 | 28 | 13 | 15 |
11位 | 岡山大学法科大学院 | 36.4% | 33 | 12 | 5 | 7 |
12位 | 愛知大学法科大学院 | 33.3% | 6 | 2 | 2 | 0 |
13位 | 成蹊大学法科大学院 | 33.3% | 3 | 1 | 1 | 0 |
14位 | 筑波大学法科大学院 | 33.3% | 51 | 17 | 12 | 5 |
15位 | 同志社大学法科大学院 | 33.3% | 87 | 29 | 19 | 10 |
参照元:令和5年司法試験の結果について(2023年法務省)
京都大学・法科大学院の入試難易度

入試難易度 | |
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オススメの予備校 | アガルート |
既修者/未修者のロー入試倍率・合格者数
既修者 | 令和4年度 | 5年一貫型 | 出願21名⇒最終合格21名 |
3年次特別枠 | 出願64名⇒最終合格30名 | ||
一般選抜 | 出願384名⇒最終合格150名 | ||
令和5年度 | 5年一貫型 | 出願29名⇒最終合格29名 | |
3年次特別枠 | 出願59名⇒最終合格25名 | ||
一般選抜 | 出願361名⇒最終合格155名 | ||
令和6年度 | 5年一貫型 | 出願26名→最終合格26名 | |
3年次特別枠 | 出願60名→最終合格29名 | ||
一般選抜 | 出願432名→最終合格162名 | ||
未修者 | 令和4年度 | 特別選抜 | 出願79名⇒最終合格21名 |
一般選抜 | 出願66名⇒最終合格17名 | ||
令和5年度 | 特別選抜 | 出願93名⇒最終合格20名 | |
一般選抜 | 出願74名⇒最終合格15名 | ||
令和6年度 | 特別選抜 | 出願90名→最終合格19名 | |
一般選抜 | 出願81名→最終合格17名 |
法学既修者では出願者が380名(3年次特別枠は90名)を超えた場合には、一次選抜として書類審査が実施されることになります。
また、法学未修者では出願が200名(特別選抜は30名)を超えた場合には、一次選抜として書類審査が実施されることになります。
既修コースの受験難易度
受験生のレベルは高く、難易度は高いので、受験対策は万全にしておきましょう。
京都大学法科大学院の入試では、法律科目試験は基本三法と行政法・商法・民訴法・刑訴法が出題されます。
京都大学の法科大学院の難易度はかなり高めですが、合格に必要となる知識は非常に少ないと感じます。
入試選考は「相対評価」なので、試験問題に100%の完全解するのではなく、ポイントを確実に抑えにいく姿勢が大切です。
京大ローの受験対策をする際は、合格に必要となる学習範囲の的を絞って勉強をするようにしましょう。
予備校の基礎講義を受講することが効率的です。まずは浅く広く学びきってしまうと良いでしょう。独学は難しいと思います。
受験勉強する際には、
一つ一つ論点を潰しながら前に進むのではなく、何となくイメージが掴めたら次へと進んでしまうことが重要です。一通り学んでしまうと、後から理解がついてくることが多いからです。
京都大学法科大学院の入試は難関ですが、
- 予備校講義を受講して基礎知識を身につけること
- 京都LSの過去問対策もしっかりと行うこと
- 普段からアウトプットを心がけて説得力のある論証をすること
これを意識して受験勉強すれば、十分に合格できると思います。
未修コースの受験難易度
法学未修者枠の受験者は皆ハイレベルなので、そういった意味ではやはり受験難易度は高いと思います。
未修者枠は小論文試験の「一般枠」と、口述試験が課せられる「特別選抜」があります。
小論文は長文二題を読解して、それに対する自分の見解を作成します。早く正確に読み、二題を比較し、論理的に自分の考えを組み立てる力が必要です。
小論文の文字数は400字程度の年度もあり、800字程度の年度もありました。
どの科目も、小論文も、奇をてらったような問題ではなく、基礎的な学習が正確に身に付いているか、論理的な思考ができるかといったことがみられています。

京都大学法科大学院入試の難易度が高い理由は?
京都大学法科大学院入試の入試倍率(競争率)は、他のロースクールと比較してそれほど高いわけではありません。
でも受験生の学力レベルが高いので、実質的な受験難易度は高くなります。
京都大学法科大学院は「司法試験の合格率が高い」ことから、優秀な学生が出願してくるため難易度が高くなってしまいます。
ですから、
京大ローを受験する方は、入試対策を高いレベルで準備しておくことが求められます。

京都大学・法科大学院⇒入試対策

京都大学ロー・スクールの書類審査
私は京大の法学部出身だったせいか、書類審査点があらかじめ70点ほどありました(私の受験年度だけでしょうか?)。
京都大学の法学部出身者は、他大の受験者よりも書類審査点が若干高い傾向にあるようです。法律科目試験では各設問に平均以上の回答ができれば合格することができます。
なので京大生は、とにかく取りこぼすことがないように基礎的な勉強をしっかりとしてください。
京都大学ロー・スクールの法律科目試験
- 憲法・民法・刑法・商法⇒100点
- 行政法・民訴法・刑訴法⇒50点
京大法科学院の法律科目試験でポイントになるのは、1つ目にあまり多くない問題量で解答の質が求められるので、しっかり枠組みを組み立てた解答が作れるかどうか、2つ目に通常はあまり勉強しないけれど、京大特有で良く出題される統治や小切手法をカバーできる勉強をちゃんとしてこれるかが重要だと思います。
マイナーな知識は捨ててしまっても、十分合格ラインに達するので、できたらラッキーくらいの感覚で問題ないと思います。後は、答案の分析力を上げるように過去の問題をしっかり繰り返し練習することがポイントです。
回答を読んで納得するのではなくて、実際に自分でイチから論証を組み立てて何度も取り組むことが必要です。
そのように、繰り返し回答をつくれば、しっかり論理立てた論証をできるようになって来て、実際の受験の際にも必ず同じように回答が作れると思います。
外部受験生の入試対策
京都大学・法科大学院には内部受験生が多いので、他大学の外部受験生は不安感があると思います。
法学未修者枠で受験を狙う学生も、さまざまな面で心配があると思います。ただ、重要なことは、基礎的な学習をどれだけ確実に、粘り強く続けてきたかということに尽きます。
法律科目にしても、また小論文の作成にしても、ごく基本的な力を丁寧に磨くことが重要です。速く正確に読み、論理的に思考し、適切な根拠を示して自分の見解を組み立てるというトレーニングを積むことが大切です。
入学後の力を身につけるというスタンスで学習を進めるのがよいと思います。
内部進学生が特別に有利ということはないのでは?と思います。

京都大学・法科大学院⇒過去問の出題傾向

既修コースの入試・出題傾向
憲法 | 憲法は大問が2つありあります。人権・統治に関する問題なので、大学の間に統治について学んでこなかった人も統治について勉強をしてきた方が絶対に良いです。 |
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行政法 | 行政法は例年1問のみで、基礎的な知識で回答可能です。 |
民法 | 民法は2問の問題ですが、出題分野が広いので、典型的な内容よりもより深い理解をしていないと、回答に困ることがあります。 |
商法 | 商法は2問の出題ですが、商法・会社法・手形法・小切手法・その他の商法分野に関する法令に基づいて出題がされます。第二問目には手形法が出題されることが多いです。 |
民事訴訟法 | 民事訴訟法は1問で、基礎的な知識で回答可能。それほど難しくないので、特別な対策は不要でしょう。 |
刑法 | 刑法は2問の出題で、「罪責を論ぜよ」という基本的な問題が出されるので、枠組み通りに丁寧に組み立てることが必要です。 |
刑事訴訟法 | 刑事訴訟法は1問しかも1行問題なので、刑事訴訟法を早めに回答して、残りの時間を刑法に当てるのをオススメします。 |
京都大学ロースクールの過去の入試問題は、京都大学法科大学院のHPに掲載されています。
出題趣旨と採点基準も掲載されているので必ず確認しておきましょう。
受験する場合には、過去問を徹底的に分析する必要がありますが、独学だと間違った方向に偏ってしまう危険性もあります。
アガルートの法科大学院入試講座は実績がある講座なので、利用するべきです。過去問分析講座も利用しやすいので好評です。
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京都大学・法科大学院⇒合格勉強法
京都大学法科大学院に入学するためには、学力レベルの高い受験生に競り勝つことです。
しかしだからと言って、難しい勉強をする必要はありません。基礎的な学力を正確に身につけることが重要です。
心がけるべきことは、良い教材と正しい勉強法を採用することです。評判が良い教材を使って、なるべく早く出題範囲をひと回ししてしまうことです。
全体像を掴むために、繰り返し勉強することが重要だと思います。自分のペースで勉強することが重要だと思います。オンライン教材をうまく使って勉強しましょう。
法律の勉強は楽しいものです。知的好奇心に従って勉強をマイペースで進めていくようにしましょう。
京都大学法科大学院を受験⇒オススメの予備校
法科大学院入試対策をするときには、予備校を利用することが得策です。
法科大学院入試に力を入れている予備校は多くありませんし、内容が充実している講座はわずかです。
しかし、アガルートの法科大学院入試・対策講座は、良質な講座だと思います。
将来の司法試験受験も見据えて、無駄なく合理的な学習カリキュラムになっていますし、予備試験と法科大学院入試の対策を同時並行で行えます。
法科大学院入試対策においては、「アガルート」の予備校講座が充実しており評判が良いです。

京都大学ロースクールに進学→メリットの評判
司法試験の合格率・合格実績が高い
京都大学の法科大学院は、とにかく司法試験の合格率が高いことが特徴的です。全国トップクラスの合格実績を誇ります。
他の法科大学院では、浪人して当たり前という空気が漂うことも多いのですが、京大ローの学生たちは、絶対に1発で合格するという士気が高いので、そこにいると自分自身が鼓舞されました。
授業内容good・少人数教育
授業の内容としては、法科大学院自身が唱っているように、実践に使えるような内容が多いのです。
司法試験に受かった後に、すぐに法曹として働くことを目指すのであれば、非常にオススメの法科大学院だと思います。
京都大学法科大学院は少人数教育が徹底されていて、理論的思考力を鍛えることができる環境にあるのです。
但し、どこのロースクールでもそうかもしれませんが、予習が多くて大変でした。24時を超えて勉強することが多かったです。
学者・実務家の教授陣
京都大学法科大学院においては、学生と教授とのコミュニケーションも活発です。それぞれ生徒が自分の進みたい道に向けて、教授の元について学習できる環境にあります。そのお陰もあって大体の学生に得意分野があるのも特徴です。
学費が安い
京都大学ロースクールにおいては、学費がおよそ800,000円程度であり、私立の学費と比べると格段に安く費用を抑えることができます。
奨学金等の支援制度も整備されている方だと思います。
但し、一人暮らしをしながら通う方は、生活費がその分上乗せされます。
卒業生の進路
法務省など中央省庁、大手企業などと強いつながりがあり、進路に関するサポートや、つながりを得る機会が多いのも魅力です。進路相談会があったり就職支援室の支援体制も整備されています。
就職活動をする際には、京都大学法科大学院のネームバリューが役立ちます。
京都大学法科大学院のサポート体制
研究職を目指す人に手厚いという特徴もあります。いくつかの指定された科目についてのリサーチペーパー(だいたい10000字程度)を提出した場合、合格者には追加で単位を与えるなど、学生の積極的な自己研鑽を評価する傾向にあります。
法学未修者には、在学期間を通して教員らからの細やかなサポートがあります。入学前や、入学の当初には、未修者を対象とした学習の導入にあたる授業なども設けられています。

京都大学・法科大学院⇒内部生の口コミ
京大ロー・スクールの学生生活
法科大学院の人たちが溜まり場にしている寮がありました。その寮の地下に毎晩集まって、勉強をしたり、お酒を飲みながら楽しく世間話をしたりしていました。
京大ローは非常に個性的なメンバーが多いので、学生生活はとても楽しいです。
大学のそばには色々な隠れた飲食店や、京大ローの人たちだけが溜まるような喫茶店もあったりして(みんな期末試験の勉強はここでしている)、コミュニケーションが活発なので、法曹になってからも、横のコミュニティが続くのが特徴的です。
予備試験の受験
京都大学法科大学院に在学中には予備試験も受験しましたが、授業の予習もものすごく大変で、予備試験の受験との両立は大変でした。
京大ロー・スクール⇒卒業後
私は法曹になって東京に出てきましたが、東京にきてからも同窓会や友達同士の集まりが頻繁に開かれるので、そのメンバーみんなで当時の思い出を語りながら懐かしい話をしたりすると、それが結構なストレス発散になったります。
他の法科大学院の出身者はあまりこういうコミュニティが無いようなので、貴重かと思います。
同窓生ネットワークがあることは、京都大学ロースクールの強みです。
京大ロー・スクールの内部生・外部生
京都大学法科大学院では内部生が優遇されていると思われがちですが、実際のところは、本当に平等。内部と外部が半々というケースも多いのではないでしょうか。
先生も同級生も非常にオープンなため、外部からの進学者も必ず楽しい学生ライフが過ごせると思います。
京大ロー・スクールの図書館・自習室
ちなみに京大の施設も使えます。大きな図書館や、24時間学習可能な環境が整備されている自習室なども利用が可能です。
24時間自習室については、学部の方の試験前には学部生で混み合うが、それ以外の時はあまり人がいないので、家で学習環境が整わないような人も、ここでは集中して勉強に励ことができます。
法科大学院棟には自習室が合計3室あり、500近い座席数が確保されています。自習室のそばには専用ロッカーも完備。
学食もキャンパス内に多いので、食事も低コストで住むし、司法試験の受験に非常に最適な学習環境が整っていると思います。
京大ロー・スクールの学生
どちらかというと、お金持ちのぼんぼんやお嬢さんは少ない傾向にあります。
また、京都大学といえば個性派、変人、というイメージもあるかと思いますが、それはおおむね当たっています。ただ、素朴ないい人も多く、和気あいあいと学んでいるなという印象です。
実務家を目指しているひとも多いけれど、研究者を目指すひとも少なくなく、やはりよく勉強しているなというのは特筆すべき点です。
やはり京都大学法科大学院は学生のレベル、地力が高い。教職員ももちろん講義内容もレベルが高く、当然ながら入学してからも、地道な努力を継続できる者が力をつけていきます。おおむねそういう力のある学生が集まっています。
非常に良い法科大学院です。合格率だけではなく、大学院で学んだことは、今法曹として実践するにあたっても役にたちます。是非、頑張って受験をしてほしいです。
法科大学院入試対策においては、「アガルート」の予備校講座が充実しており評判が良いです。


\合格者の評価が高い/
アガルートには法科大学院の入試対策講座が充実しています。
公式HPを必ず確認しておきましょう。