難関な司法試験に立ち向かったものの、司法試験の受験枠を使い切ってしまった為に、
残念ながら、司法試験から撤退する人、受験を諦めた人に向けて書いています。
社会的にはまずい状況にあると思われがちですが、必ずしも絶望する必要はありません。
道は必ず拓けます。
元司法受験生で、今後の人生について迷っている人も読んでください。
当初年収は400万円だったが、現在年収は2000万円を超えている。
120平米の庭付きの家に家族とともに暮らしている。
目次
司法試験に不合格⇒五振(三振)した貴方はこんな状況?
民間企業への就活⇒諦めムード
確かに司法浪人だった人が企業へ就職することは簡単ではありません。
社会的には司法浪人に対する門戸は狭いことは事実です。
就職活動においても、採用担当に関わる人たちから否定的なことをたくさん言われると思います。
自分は就職できないと思い、就活を諦めてしまう人が沢山います。
とはいえ、貴方が諦めなければ、必ず就職してもらえる企業はあるので、自分を信じて就職活動してください。
他の資格試験への乗換を検討中
司法試験を諦めて、司法書士試験や、行政書士試験の受験も多くいらっしゃいます。
しかし、司法書士試験も難関試験であることには変わりません。加えて新たに学ばなくてはいけない科目もあるので、合格する為に必要となる労力は司法試験と変わらないと考えておいたほうが無難です。
行政書士試験を受験する人もいます。
司法試験よりも難易度が低い資格を取得する事は、一番現実的な道かもしれません。
専門家として独立を目指すにしても、就職するにしても、大きな武器となります。一歩前進するためには有益です。
八方塞がりで茫然自失に
日本の社会では、まだまだ大学を新卒者を対象とした採用形態が取られています。
司法試験を受験するなど、通常の採用ルートから外れてしまった人に対する就業手当は不十分です。
一生懸命に頑張ってきたのに。
なのに社会では認めてもらえない状況。
八方塞がりと感じてしまっているのではないでしょうか。
五振(三振)から人生逆転!元司法浪人が幸せな人生を掴む方法
自分の幸せとは何か?再確認を
幸せな人生とは、人により定義が異なると思います。
これからの人生、自分は何を大事にしていきたいのか。再確認しましょう。
私の場合、苦しかった受験生生活を通過して痛感した事は、落ち着いた日常生活を送ることが重要だという事です。
「穏やかで」
「温かい家族がいて」
「経済的にも安定収入があること」
中でも生活の基盤である収入を増やすことが一番重要の幸せであると痛切に実感したのです。
今でも私は、
経済的に安定した収入を確保することで幸福度が上がっていくと信じています。
年収は2000万円を目標として行動してきました(なんとか達成することができました)
今では家族の笑顔が私の最高の宝物です。
五振(三振)で得た教訓から学ぶ!
司法試験の受験勉強に要する時間・労力・集中力は尋常ではありません。
受験勉強ではなく、仕事に力を注いでいたのならば、今頃は社会的に相当の成果を残せたはずです。
本来であらば貴方は社会的な評価も高く、収入も多かったはずなのです。
しかし、司法浪人だった方は、試験結果が不合格であるため、社会から評価される事実を残せていません。
勉強してきた頑張り(姿勢)が評価されることはあるものの、勉強したきたこと(事実)は評価されません。これは非常に悔しいことです。
でも、この事実を受け入れて、今後の生活では、社会に評価されることは何か?ということに目を向けて過ごしていくことが大事です。
一番社会に評価されることは、職歴です。勉強よりも職歴が大事だということに気づいてください。
五振(三振)⇒司法浪人が幸せになる方法❶まず就職すること
兎にも角にも、まずは企業に就職することに全力を傾けましょう。
就職して職歴を作っていくことが何よりも確実で安全に幸せな人生を送る近道です。
中には「起業したい」とか「他の勉強をしたい」と思う方も多いことでしょう。
しかし重ねて言いたいことは、社会で評価される事実は「職務経験」だということです。どのような業務に何年間従事してきたか?ということなのです。
起業することも結構ですが、まずは就職して、働きながら起業準備するべきです。
他の資格や語学などの勉強をするとしても、働きながらでも可能だということを意識して欲しいのです。
司法浪人の方の就職活動は決して楽ではありません。
特に五振(三振)している方は、若くても30歳近くのはずです。中には40歳近くの人もいることでしょう。
しかし、「就職活動が大変=就職できない」という訳ではありません。
貴方を採用してくれる会社は必ずあるので、根気よく粘り強く、就職の機会を掴み取ってください。
五振(三振)⇒司法浪人が幸せになる方法❷転職を意識すること
何とか就職することができたら、転職することを念頭に置きながら、3年間はあらゆる仕事にチャレンジしてください。
この3年間でどのような職務経験をすることが出来るか?ということが重要です。
詳細は、このサイトや私が主催している転職実践会においてお話ししていきますが、どんなに苦しくても、どんなに不満があっても3年間は頑張り抜いてください。
また、この3年間の間に、将来自分はどのような生活を送りたいのか?どのような仕事につきたいのか?ということを考え抜いておきましょう。
就職できた会社で頑張って働き続けても良いのですが、転職を念頭に置きながら働くことで、よりプロ意識や集中度も上がっていくはずです。
五振(三振)⇒司法浪人が幸せになる方法❸勉強を続けること
勉強することは必要
就職することができたならば、仕事を続けながら、勉強も続けましょう。
司法試験の受験生だった方は、集中力があり、忍耐力もあり、向上心も高いと思います。
仕事だけでは飽き足らないと感じることも多いはずです。
取り分け、年収を2000万に近づけたいという気持ちが少しでもあるのであれば、勉強することは必須です。
司法書士試験でも、行政書士試験でも、他の資格試験でも良いでしょう。
難易度が低い試験や、経験が評価される学歴がオススメ
勉強といっても、司法試験と同レベルで勉強に専念する必要はありません。
また、試験を受けて合格しないと評価されない勉強をしてはいけません。
勉強しているという事実。合否に関係なくそれだけで評価されることを実践するようにしてください。
(試験がある資格勉強をする際には、合格のハードルが低い資格試験を受けるようにしてください)
五振(三振)⇒司法浪人が幸せになる方法❹転職活動を始めること
これからの人生では、自分のことを少しでも評価してくれる会社で働くことを心がけてください。
業種によっては転職することは当たり前となっています。昔のような終身雇用制度の形態は消えつつあることに注意してください。
とはいえ、司法浪人だった方の場合、転職の際に評価される「職務経験」が不足していることが通常でしょうから、
必要最小限の職務経験と一般的に評価されている「3年間」は、今の職場で働き続けるようにしてください。
3年間働けたという事実は、その会社において問題なく機能できたことの証明となります。
司法浪人だった方は社会適格性の有無について懸念されることが多いので、とりわけ「3年間」という期間を意識しておきましょう。
一方、常に就職に関する情報は収集しておく必要があります。3年間を待たずに、先方から良い転職話が持ち込まれることもあります。
司法試験に落ちたけど人生大逆転した人の話を聞くこと
元司法試験だった方が、高収入を獲得して、安定した幸せな生活を送るためには、先輩の話を聞くことも重要ですし、専門家からのアドバイスをもらうことも大切なことです。
転職エージェントの中には優秀で親切な方も少なからずおりますので、絶えず自分のことを考えてくれるアドバイザーを探し出すことに全力を傾けてください。
最初の就職の時においても、転職準備する際にも、アドバイザーの助力がなければなかなか道は拓けません。
貴方のことを理解してくれて、能力もあり、優良企業と強いパイプを持っている就職アドバイザーは必ずいるので、粘り強く探し出して、アドバイスしてもらいましょう。
元司法試験受験生だった方において、貴方が理想とする暮らしを送っている方が居たら、その人のアドバイスを聞いて、実践していくようにしましょう。
貴方にとっての理想の人生とは?
貴方にとって理想の人生とはどのような人生でしょうか?
おそらく多くの方は、司法試験を勉強する際に、多くのものを犠牲にしてきたはずです。失ってきたものも多いはずです。
でも、だからこそ、自分の人生において核となる大事なものは何か?ということに気づけたことがあるのではないでしょうか?
これからの人生は、その大事なものを大切にして過ごして欲しいのです。
私の場合は、理想の生活を送るために、年収2000万円を目標として行動実践し、実際に達成することができました。
何故2000万円なのかというと、私が大事とするもの(家族)を大事にして、私が幸せな生活を送るためには必要となる金額だったからです。
貴方にとって、大切なものはなんでしょうか?
今後の人生が右肩上がりのより良いものにするために、落ち着いて考えてみることが大切です。
司法試験に不合格
来年こそ合格する!
司法試験・受験上の悩み
三振(五振)したとき
司法試験からの撤退を検討