予備試験・不合格

勝負はこれから!初めての予備試験受験で不合格・落ちたときに読む⇒来年合格に向けて

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司法試験予備試験の受験を決意し、受験勉強を始めてから、最初の試験。まずはお疲れ様でした。

予備試験の場合、受験回数制限がないので、腕試しに受ける方もいれば、来年の合格に向けて場慣れするために受験する人もいたはずです。

勉強を始めてから半年ほどで受験した人もいれば、1年間程で受験した人もいるでしょう。

初受験なので不合格でも、それほど気にすることはありませんが、

でも、試験である以上、皆さん何らかの対策を講じてから受験したことでしょう。悔しい気持ちがあるはずです。その悔しさは大事にしましょう。

実際のところ、初受験で短答式試験と論文式試験を合格する短期合格者は存在します。1年間の勉強で予備試験をクリアする人もいるわけです。

人と比べる必要はありませんが、2回目の受験からは言い訳は聞かなくなります。言うまでもありませんが、さらに真剣モードで来年の予備試験に立ち向かいましょう。

記事を書いた人
31才で司法試験に合格
31才で司法試験に合格
私は社会人受験生として予備試験を受験し、2回目の29歳で予備試験に合格。31歳で司法試験に合格しました。

初めての予備試験に落ちた「大学生」の方

大学生で予備試験に受験した方は、来年の受験について真剣に検討しましょう。

予備試験に合格すると、例え企業に就職するにしても、高い評価を受けることができます。将来的に司法試験を受けるにしても、日本や海外のロー・スクールに進学するにしても、違う分野に進むとしても有利に働くことは間違いありません。

しかし、大学の学生生活も忙しいものです。授業や試験、ゼミもあれば課外活動もあるでしょうし、アルバイトだってあることでしょう。

就活をしながら勉強することもあると思います。

大学生だからと言って、受験勉強に割くことが出来る時間は限られているはずです。

限られた時間の中で合格を目指す以上、効率的な学習をすることを心がけましょう。

法曹になる決意ができている人は「法科大学院」への進学も視野に入れて勉強するべきです。予備試験の勉強も、法科大学院入試の勉強も、どちらも重なるものがあります。

費用の点で心配する人も多いのですが、奨学金を利用して法科大学院に進学することも出来るので、法科大学院への進学も検討することをお勧めします。

2回目の予備試験を受けるにしても、法科大学院入試を受けるにしても、気をつけて欲しいことがあります。

それは「落ちグセ」を付けないことです。司法試験の世界は難関で合格率が低いが故に、落ちることに慣れてしまう方が多数派です。

予備試験にしても、法科大学院入試にしても、

絶対に落ちない!と言う不退転の決意を持って受験するようにしましょう。

初めての予備試験に落ちた「法科大学院生」の方

法科大学院生で初めての予備試験受験で不合格だった方は、2回目の受験の必要性について検討しましょう。

法科大学院に在学している以上、司法試験の受験機会は必ずやってくるのですから、無理して予備試験を受験する必要性はありません。

ロー・スクールの勉強だけでも大変なはずです。学校の勉強と司法試験の受験勉強に精を出すべきです。

予備試験に合格した方が就職活動で有利に働くことはありますが、法科大学院の成績を上げることでも就活を有利に進めることができます。

予備試験も試験ですので、受ける以上は合格しなければ意味がありません。下手に受験して不合格になったり、申し込んでおいて受け控するようでも、精神的にも良い影響はないと思います。

受験するのであれば、絶対に合格する。その決意で予備試験の受験に挑みましょう。

初めての予備試験に落ちた「社会人」の方

初めての予備試験に落ちた社会人の方は、2回目の受験にあたり戦略を練り直しましょう。

法律の初学者の方であれ、経験者であれ、働きながら受験することは負担が大きいです。

そもそも、予備試験を受けることの意義を再考しているといいでしょう。ステップアップの手段として、司法試験を受けるため等々、受験する目的があるはずです。

どうしても予備試験を受けるべきなのか。どうしても受けたいのか。

予備試験に絶対合格したいのであれば、受験に向けて学習態勢を練り直しましょう。

受けるからには、次は絶対合格すると言う決意を持つことが重要です。

予備試験・短答式試験で不合格だった人

一発合格・勉強方法「論文試験」狙いだった人

短期合格者の学習方法を聞いていると、論文式試験の勉強に主眼を置く方が多数派です。

論文答案を書く実践練習(アウトプット)に主眼を置いて、インプット学習は早めに切り上げる勉強方法です。

論文答案を書く練習に合わせて、論文式試験の過去問知識をまずは確実に習得する。その後、論文知識をベースとして、短答式試験に不足する範囲を過去問で潰していく。短期合格者の効率的な学習スタイルです。

1回目の予備試験を受験してみて、その学習スタイルに間違いがないと感じることが出来たら、そのまま2回目の受験に向けて猛進しましょう。

その勉強方法は合理的ですから、1回目の些細な失敗にめげることなく、合格者と予備校にアドバイスをもらいながら勉強を頑張ってください。

着実な勉強方法→まずは「短答式試験」狙いだった人

どちらかと言うとスタンダードな勉強方法は、まずは「短答式試験」の合格を狙う方法です。

着実に短答式の合格を目指し、次に論文式試験の合格を目指すと言う勉強スタイルです。

1回目の受験をしてみて、どうだったでしょうか。短答式に来年合格できる手応えのようなものは掴めたでしょうか。

予備校によっては、学習量が多すぎたり、インプット学習に時間を割かれてしまい、実際に過去問題を解いたり、問題演習をする時間を割く余裕がないことがあります。

使い勝手が悪い予備校であれば、予備校を変更したり、学習方法の工夫をしてみると良いかもしれません。

1回目を独学で受験した方は、勉強方法そのものを見直してみる必要があります。司法試験予備試験の場合、予備校を利用した方が効率的だったり、結局費用対効果が良いことが多いです。

予備試験・論文式試験で不合格だった人

一発合格・勉強方法「論文試験」狙いだった人

短期合格の勉強方法で、無事に短答式試験は合格できたけれど、論文式試験で不合格だった方は、そのまま同じペースで勉強を進めてください。

論文答案の書き方について、講座を幾つか受講してみると良いかもしれません。

実際に論文答案を書く機会は減らさずに、更に増やしたり、合格者や講師にアドバイスをもらう機会を増やすと良いでしょう。

あと一歩です。手を抜かずに頑張りましょう。

論文式試験を突破できれば予備試験は合格できます。そして、司法試験の合格にも大きく近づくことが出来ます。

着実な勉強方法→まずは「短答式試験」狙いだった人

短答式試験に合格すると言う目標は達成できたけど、論文式試験で不合格だった方。

これ以上、知識を増やすことは不要です。インプット学習は、今の知識レベルを維持する程度にして、これからは論文答案を書く機会を増やしてください。

論文答案の書き方を学び、実際に答案を書いてみることが重要です。

独学では合格答案を書く能力を身に着けることは困難なので、予備校を利用するようにしましょう。

過去問を分析して、答案の書き方を学ぶことです。勉強の仕方まで教えてくれる予備校を選ぶと良いでしょう。

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