まずは司法試験の受験、お疲れ様でした。
記事を読んでいる方は、努力したにも関わらず、残念な結果に終わった方だと思います。
「模試では良い点数だった方」
「合格の自信があった方」
悔しいことでしょう。
他の合格者の姿をみるのも嫌な状態かと思います。
一方、
合格したいという気持ちに身体が付いて行かず、完全燃焼できなかった方もいるでしょうし、
もっと努力することができたはずだ。
頑張り切れなかった自分と後悔している方もいることでしょう。
例年、合格発表は9月なので、読まれているあなたは、現在9月以降のはずです。
来年の司法試験に受験を意識しているのであれば、合格に向けて既に再スパートしている方もいることでしょう。
まだ勉強に集中しきれていないのであれば、時間的には、今すぐに再スタートを切らなくてはいけません。
他方、
司法試験の受験を断念する方のであれば、気持ちの整理はなかなかつかないかもしれませんが、できればなるべく早いうちに、次の行動を取るべきです。
色々な想いがあると思います。
しかし、人生はこれからだから、
冷静に、そして客観的に、今後の進路について考えて欲しいのです。
司法試験に9回不合格。不合格のたびに、試験を辞めるか辞めないか、悩んだ経験があります。
受験生時代には、就職活動をしたこともあります。実際に働きながら勉強していた期間もあります。
なんども試験にチャレンジし失敗して、最終的には断腸の思いで受験を諦めて企業で働くことにしました。
企業で働き始めた直後は、年収400万円で、これからの人生が不安でしたが、今では2000万円の年収です。大手町にある国際的な金融機関で部長職についています。
司法試験に区切りをつけて、次のステップに進みたい方はこちらへ進んでください▶︎
司法試験に不合格⇒来年も受けるべきか(司法浪人)
⑴まずは敗因分析を
本当に次の司法試験を受験すべきか。
答えは明確です。
「試験に合格する準備が出来れば、受験するべきです」
不合格と解ったら、先ずやるべきは、今年の敗因を分析することです。
不合格だった「原因分析」は辛い作業です。
⑵敗因を改善する受験スケジュールを立て直す
しかし、必ず分析結果して、改善箇所を明確にして下さい。
合格発表は9月、来年の試験は5月ですから、受験態勢を立て直す期間は、最大7ヶ月間しかありません。
時間は非常に短いので、出来ることは限られています。
ここでもう一度肝に命じることは、目標は司法試験に合格すること。目標を明確にすることです。
完璧主義に陥ってはいけません。今の自分を一歩だけ成長させるつもりで、1つ2つの改善箇所だけを挙げるのです。
来年の試験で改善結果を点数に反映できるようにするためには、これからどのような行動をすれば良いのか、具体的な行動レベルにまで深めて落とし込んでみましょう。
来年5月の試験までの学習スケジュールを立て直してみることです。
何れにしても、先ずは、今年の不合格要因を潰す勉強スケジュールを組み立ててみることです。
こちらの記事「合格する人と不合格になる人の決定的な違い」も参考にしてください。
⑶来年の合格イメージを持てるか
来年受験するべきか否かは、合格イメージができているか?という点にかかっています。
来年合格できるかどうかの判断は、以下の3つを基準とすることができそうです。
- 不合格要因を潰す「勉強スケジュール」を立てることができる。
- 勉強スケジュールを実施する気力と体力がある。
- 勉強スケジュールを実践すれば合格するというイメージを持てる。
3つの基準をクリアできるのであれば、来年の司法試験に向けて、頑張るべきです。
⑷合格イメージを持てないとき
しかし、もし3つの基準をクリアできない(合格イメージを持てない)のであれば、来年5月の受験はお勧めできません。
司法試験合格という目標を叶えたいのであれば、100%の準備をしておく必要があります。
3つの基準をクリアできないのであれば、
「再来年の受験を見据えて、充電すること」も良いでしょう。
「気持ちと体をリセットさせるために就職活動すること」もオススメです。
すっぱりと司法試験を諦める決断も英断です。
意地を張り続けるには、司法試験は余りにもリスクがあることはご承知の通りです。
どうしても司法試験を諦め切れないのであれば、今後の進退を徹底的に悩みましょう。
⑸第三者の客観的な意見も参考に
今後の進路はどうすべきか。
受験しづつけるのか。進路変更するべきか。
非常に苦しい選択です。
「自分は本当に頑張り切ることができるか」
「このまま受験勉強を続けたらどうなるか」
「司法試験を辞めたらどうなるか」
自分だけの力で、自分を見つめ直す作業も必要ですが、
他人の意見を聞いてみることも必要なことです。
合格者の話を聞いてみることは有益ですし、司法試験を辞めた人の話も聞くことも非常に重要なことです。
受験から撤退した人は、一体どのような人生を送っているのか。
今はどんな気持ちなのか。
⑹自分のことを真剣に見つめ直す
自分のことを客観的に見つめ直してください。
今までは今年の司法試験に合格することだけを考えて突っ走ってきたはずです。
猛進することも必要なことですが、今の段階では、一歩身を引いてみることがとっても大切なことです。
落ち着いて、客観的に自分のことを見つめなおして下さい。
落ち着いて、客観的に自己分析をした上で、結論を出してみてください。
来年受験する選択も、
司法試験を撤退し、就職する選択肢も、自分で導き出した結論は全て正しい選択です。
自分と向き合って冷静に検討してみましょう。
①来年の司法試験を受験する決意をした方へ
来年の受験を決意した方は、これ以上、記事を読むのは辞めてください。
来年の試験合格に向けて、戦略を立てて行きましょう。
金銭面、勉強面、生活面、などなど。
クリアすべき課題は沢山あります。
十分に分析した上で、分析結果を踏まえた学習計画を実践するために、猪突猛進で頑張ってください。
②司法試験から撤退する決意をした方へ
司法試験から撤退するという選択も、正しい選択です。恥じる必要は何もありません。
人間は絶えず前進していくものです。
前進している勇気ある自分のことを誇ってあげてください。
誰が何と言おうと気にする必要はありません。自信を持って前進してください。
⑴他の資格試験を検討中の人へ
大学院や他の資格への転向をするのであれば、そちらの道に向けて歩みを進み始めてください。
司法試験を受験するというプレッシャーから逃れた開放感があることでしょう。
ただ、他の資格試験へ転向する方に一つ言いたいことは、司法試験よりも難易度の低い資格(例えば、司法書士やUSCPAなど)に変更したところで、合格できる保証がある訳ではありません。
勉強していくことの大変さは、司法試験を受験する場合とそれほど変わらないと考えておいた方が良いかも知れません。
でも、司法試験に固執しすぎることはありません。
自分が勉強したいと思うことができる勉強を夢中になってすることが何よりも大切なことです。

⑵企業への就職を検討中の人へ
企業に就職する方は、真剣に就職活動に取り組みましょう。
司法試験受験生だった方の就職活動は、非常に厳しいことを自覚しておきましょう。
法科大学院を卒業した法務博士の方も、3月に卒業し、9月の合格発表を待っての就活となりますと、中途採用扱いになることが通常ですので、気合いを入れる必要があります。
ただ大変だけど、乗り切る心意気さえあれば、必ず乗り越えることができます。
乗り越えた先に広がっている世界は、受験生時代に思い描いていたイメージとは異なる世界です。
おそらく思い描かれていたよりは、相当良い世界が広がっていると思います。
必ずしも悲観的になることはありません。
必ず道は拓けていきます。なりたい自分に向かって前進していくことです。
司法不合格者⇒今後の身の振り方
来年の司法試験は受けた方がいいのか、
もう試験は撤退して就職した方が良いのものか。
正直なところ、
おそらく答えはありません。
貴方がどの道を選んで進んだとしても、スッキリとした気持ちで割り切れることはないと思います。
⑴司法試験から撤退する方
特に司法試験から撤退して企業に就職する道を選んだ方は、当面の間は葛藤し続けることでしょう。
本当に試験を辞めてよかったのかな。
自分は後悔しないかな。
友達は自分のことをどう思っているのだろう。
でも不思議なもので、人生は必ず道が開けていくので、信じて進んでいくしかありません。
⑵司法試験を受験するかしないか、どっちつかずの人
しかし、一番よくないのは、どっちつかずの人です。
よくあるケースは、
「自分は年齢的にも、もう就職することができないから」
「受験するしか選択肢が残されていないから」
だから、来年の司法試験も受験するのだ、と言う選択をする人です。
自分にはもう司法試験しかないから、司法試験を頑張る!と、お尻に火がついているのであれば良いのですが、
「心が燃え切らない」
「もう完全燃焼してしまった」
と言うことであれば、一度、司法試験から離れて環境を整えることをお勧めします。
何故ならば、そのような精神状況であれば、おそらくは来年の司法試験の合格は難しいと思うのです。これは私の経験上です。
来年の司法試験に向けて、精神と身体が万全の状態ではないと感じる方は、
- 再来年の合格に向けて、勉強計画を立て直してみる
- 就職して、社会人受験生になることを検討してみる
この2つからの選択肢を真剣に検討してみましょう。
⑵ー❶ 再来年に受験しようという方
再来年の合格を選ぶ方は、今一度、その選択が正しいのか?自分自身に問いかけてみることです。
再来年に受験を先延ばしをしているだけで、単に精神を楽にしたいという、いわば逃げの選択であるようならば、再来年の選択をしてはいけません。
再来年に受験するにしても、勉強期間は一年ちょっとしかありません。
司法試験に合格するためには、
精神と身体が、受験に向けて万全な状態であるか?ということが大事なのです。
「合格したいのであれば、100%の準備をしておくべき」
100%の状態でないならば、心身が完全燃焼できるように、自分自身をコントロールしていくべきです。
少々時間がありますので、就活をしてみることをお勧めします。
就職活動してみると、自分の立ち位置が見えてきます。
「就職も結構いいな?と思うかもしれません」
就職活動することをお勧めします。
⑵ー❷ 社会人受験生になること検討する方
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