「宅地建物取引士」試験の受験を検討している30代〜40代主婦の方に向けて。
「勉強する習慣がすっかりなくなってしまったが、次のステップに向けて資格を取りたい」
「外に出る時間は作れないが、独学で資格取得に向けて勉強したい」
という悩みを抱えているは読んでください。
目次
宅建試験に3ヶ月で合格⇒①お気に入りの文房具
まずは勉強環境を整えましょう。
お気に入りの道具を揃えること。まずは形から入ることです。
たかが道具と思うかもしれませんが、とても重要です。
同じ道具を使い続けることで手に馴染むことはもちろんですが、試験当日の緊張感をいくらか和らげることができます。
試験当日も、日常と同じ心の持ちようで挑むことは、簡単なようで難しいことです。
願掛けのひとつとして、お気に入りの「BかHBの鉛筆もしくはシャープペン」を揃えてみましょう。
試験会場によっては時計がない教室もあるようです。万が一に備えて腕時計(時計機能のみのもの)も用意しておくことです。
宅建試験に3ヶ月で合格⇒②参考書選びを慎重に
また、参考書選びは慎重にしてください。独学者にとっては参考書が先生となります。
何度も何度もページをめくり、読み込んでいくものとなります。
参考書選びを間違えてしまうと途中で挫折してしまったり、勉強範囲の抜け漏れが出てしまう可能性もあります。
人によって自分にあった学習スタイルは異なるので、クチコミやレビューは参考程度にして、実際に書店で手にとり検討してください。
「苦なく読み進められそう」だと感じる参考書を選ぶことです。
私自身は言葉が難しすぎないこと・本の紙質が良く手触りが良いものを選びました。とにかく何度も読み込めるものであることが大切です。
宅建試験に3ヶ月で合格⇒③手を広げない
メインとなる教材はひとつに絞ることです。
「苦なく読み進められる」参考書だと説明に頼りなさを感じたり、問題集を解いていく中で参考書でも網羅されていない部分が出てくることもあります。
そういった部分をカバーする為に参考書を追加で購入することもあるかもしれませんが、追加で教材を購入した場合にもメインで使う参考書はひとつに絞ってください。
書き込みやライン引きをあちこちにしてしまうと収集がつかなくなります。
あれこれ手を出すよりも1つの参考書を完璧に仕上げる方が短期で合格を目指すには近道になると思います。
メイン参考書以外はあくまでもサブ、足りない情報を補足するためのものと位置付けて利用することをお勧めします。
宅建試験に3ヶ月で合格⇒④過去問を何度も解く
過去問は2周以上回すこと。これは大事です。
1周目は「なんじゃこりゃ」と思いながら解き進めることになります。宅建試験の問題は、問題文がとにかく長い。読んで理解し答えを導き出す、国語力が試されます。
参考書にはなかった新しく出会う表現方法がたくさん出てくるためとにかく苦戦します。
1周目は時間は気にせず、1問・1問に向き合い、学び直していきます。
2周目でようやく時間内に全問着手できるようになり、自分の弱点を炙り出していきます。
3周目で時間内に合格ラインへのせることにチャレンジするといったステップを踏んでいきましょう。
これまで知識として身につけたことがどのように問われるのか、傾向や方法を知る機会となるので過去問は必ず周回してください。
宅建試験に3ヶ月で合格⇒⑤直前メモを作成
また、直前確認用のマイメモを作ることです。試験直前にさらっと確認できるマイメモを作ることをお勧めします。
仕上げ期にマイメモを作ることで頭の中を整理することもでき一石二鳥です。
視覚に訴えかけるような作りにすると試験直前の確認用としてはより良いものとなります。
私は参考書の読み込みと並行してメモを作って失敗しました。全く頭には残らず重要な部分も抜けているようなただ参考書を写しただけのメモとなってしまい、仕上げ期に改めて作り直しました。
メモを作る時期によっては時間の無駄になってしまいます。
メモの仕上がりにも左右するため、マイメモを作る場合には必ず仕上げ期に取り掛かりましょう。
宅建試験に3ヶ月で合格⇒⑥当日の体調を整える
そして、当日の体調を整えてください。前日は早めに休みましょう、徹夜をすると試験当日に頭が回りません。
直前まで学習したい場合には早寝早起きをして、試験当日の朝に参考書やマイメモに目を通す程度にしましょう。
試験途中で離席することはできません。このため、試験当日は試験が終わるまでは水分を控えた方がベターです。
普段はお腹が丈夫な方も緊張でお腹が緩くなってしまう可能性もあります。
私が試験を受けた日は大雨で、多くの人が服が濡れてしまった状態の中、冷房がガンガンに効いている状態で凍えながら問題を解きました。
冷房が施設一括管理になっていて調整ができなかったのです。
このような事態が起こらないとも限らないため、暑さにも寒さにも対応できるような着脱できる羽織りものがあると安心です。
宅建試験に3ヶ月で合格⇒⑦最後まで諦めない
最後まで諦めないことが重要です。最後まで必ず見直すこと。
私はこれで2点救われました。
試験の雰囲気はどうしても気分が高揚してしまうのでケアレスミスを起こしがちです。
分からない問題・迷った問題は見直すと思いますが、「これは大丈夫」と自信を持って説いた問題も必ず見直してください。
正解は導き出せているのに問われている質問を読み違えていることもあります。純粋はマークミスがあるかもしれません。
時間が許す限り、必ず見直してください。
僅か1点の差で合否の明暗が分かれてしまうこともあります。最後の最後まで諦めずに取り組んで欲しいです。見直していく中で、突然閃いたり、記憶が呼び戻されたりすることもあるものです。
宅建試験の受験生へ
宅建試験に短期合格するためには、独学でもOK。初学者でも大丈夫です、合格できます。
宅地建物取引士に興味がある、何か資格を取得して見たい、新しいことに挑戦してみたいという方はまずは参考書を手にとってみてください。
学びという新しいスパイスが加わることで、これまでの生活リズムから少し変化が出て、よりメリハリのある生活になるかもしれません。
とにかく何か勉強したいとウズウズしている方にもお勧めです。