現在、社会人として忙しく働いているけど、
「不動産関係の仕事」をしたことがなく、
「法律に関わる勉強」もしたことがない方
に向けて、宅建試験を受験するときに、絶対注意すべきことをお話しします。
目次
忙しい社会人(初学者)が宅建受験⇒①勉強時間を確保
忙しい社会人(初学者)が、宅建士の資格試験の勉強を始めるときに確認すべきことは、まず自分が確保できる勉強時間について計算してみることです。
初学者が宅建試験に合格するためには300時間程度の勉強時間が必要と言われています。
これを踏まえて、忙しい社会人でも一日にどれくらいの勉強時間を確保できるのか確認しておくことが非常に大切です。
1日3時間勉強をしようと思っても、急なトラブルや断り切れない飲み会などでついつい時間をロスして勉強できなかったりする場合もあるでしょう。
でも、通勤時間が長い方は、通勤時間を勉強時間にあてることもできます。電車の中で勉強することで予想以上に勉強が進む場合もあります。
人それぞれにより、学習環境も違うでしょうから、自分の場合はどのようなスケジュールで勉強時間を確保できるものか。
そして逆算して、何か月前に勉強をスタートさせておくべきか、確かめておかなければなりません。
忙しい社会人(初学者)が宅建受験⇒②合格体験記を読む
忙しい社会人が、宅建の勉強を始めるときには、合格体験記の記事を読んで、合格イメージをつかむことが大事です。
合格者は、どのような点に気をつけて、どのように勉強して合格したのか。
宅建士の試験までにどのような道筋で勉強を進めたのかのイメージを膨らませることが非常に大切です。
合格体験記を幾つか読んでいくうちに、人により、勉強を400時間して合格した方もいれば、200時間程度の勉強を3ヶ月短期集中した人がいることがわかります。
受験生により試験へのプロセスが違っていることがわかると思います。
自分はどのように勉強して合格するのか。合格イメージをつかむことが大切なのです。
忙しい社会人(初学者)が宅建受験⇒③評判の良い教材
忙しい社会人が、宅建の勉強を始めるときには、評判の良い学習教材を使うことです。
宅建は人気のある資格なので、いろんな教材があります。合格者のオススメする宅建教材を使うことをおすすめします。
どの学習教材を使って勉強するかで、合否が分かれますし、合格するまでの時間も大きく異なってきます。
忙しい社会人(初学者)が宅建受験⇒④過去問に挑戦
忙しい社会人が、宅建の勉強を始めるときには、早めに過去問に挑戦することが重要です。
勉強を始めたら、とにかく教材を一度通しで勉強して、全体像を掴むことです。
最初のうちは分からないことがあっても、すぐに理解しようとしたり、すべて暗記しようとは思わないことです。
本試験では、権利関係が14問前後、宅建業法が20問前後、法令上の制限が8問前後、税金関係が8問前後で出題されます。
初めて勉強する方は、出題範囲の中でどの単元が大切なのかを判断することは難しいと思います。
ですから、テキストを一読した後は、過去問を解くことをお勧めします。この時心がけることは、正解を出すことに拘らないこと。間違っていいのです。
大切なことは、過去問の解説を読むことです。一つの解説で理解できないときは、別の教材の解説を読んでみても良いくらいです。
忙しい社会人(初学者)が宅建受験⇒⑤オンライン学習
忙しい社会人が、宅建試験の勉強をするときは、オンラインで勉強できる教材を使うことです。
先ほどもお話ししましたが、忙しい社会人が合格するには隙間時間をうまく利用することが重要です。開いた時間で効率よく勉強するよう心掛けることが大切なのです。
隙間時間で勉強する時に非常に有効なのが、オンラインで勉強できる教材を使うことです。
過去問をランダムに出題するもの、試験の単元の配分ごとに分けて出題してくれるもの、○×で回答していく一問一答方式のものなど多様です。
会社への通勤時間や、ランチタイムの待ち時間など、ちょっとした時間があるときに問題演習をすると効果的です。
スマホのアプリであれば、何問かでも解くことが出来ますし、時間を分散することによって記憶をとどめておくことにも役立ちます。
忙しい社会人(初学者)が宅建受験⇒⑥語呂合わせで暗記
忙しい社会人が、宅建試験に合格するためには、語呂合わせで暗記をすることが大事です。
はっきり言って、宅建士の勉強上で暗記する事項は多いです。
しかも数字の羅列、10mもしくは12m。×0.4もしくは×0.6。というように場合によって出てくる数字が違ったり、規制でも場合によって高さが違ったりします。
やみくもに覚えても、少しすると記憶があやふやになってくることが多いでしょう。
暗記の得意な方は、どんどん暗記していってほしいのですが、私のように暗記が苦手な方にお勧めの方法は、語呂で覚えることです。
忙しい社会人(初学者)が宅建受験⇒⑦問題は図式化で解く
忙しい社会人が、宅建の資格勉強をするときには、問題は図式化して解くようにすることです。
宅建士の問題は、算数に例えると文章題です。いろいろな事例に基づいて、どの規制に当てはまるのか、といったように考える問題が多いです。
そんな時にとても役立つのは、話の流れに沿って問題を図式化すると頭の中がすっきり整理するとともに、間違いが少なくなります。
問題に、「土地が」と出てきたら、土地の代わりに◻️を書きます。「住居が」と出てきたら家のイラストを描く、といった具合にです。相続の問題などにも非常に有効です。
社会人(初学者)が、宅建受験するとき絶対注意すべきこと
宅建の勉強をするときに、大切なのは学習の段取りです。
合格者に定評がある教材を用意し、可処分の勉強時間を確認し、そして合格するために300時間の勉強時間をどのように確保をするのか。
学習スケージュールが決まったらあとは実行するだけです。あとはやるだけです。頑張ってください。