採用試験の二次面接・最終面接に、どうしても受からない貴方に読んでほしいと思います。
二次面接や最終面接で落ちた経験も多数あります。
ただ、回数を重ねるたびに面接の極意なるものを理解してきました。
現在では、3回の転職経験を経て、丸の内にある国際的な金融機関で部長職についています。
採用決定者の一員として、月4回のペースで面接採用を実施中です。
目次
二次面接・最終面接に受からない理由(就活・転職活動)
二次面接に受からない理由
- 一次面接=採用担当部署のメンバーとの面談
- 二次面接=隣接部署や、上席監督者との面談
- 最終面接=社長などマネジメントとの面談
二次面接に受からない理由も、一次面接に落ちる理由と同じなのですが、二次面接特有のお話をしたい思います。
まず、二次面接に進むことができた場合には、転職エージェントにヒアリングしておくべきことがあります。
それは、「面接官は誰か?」ということです。
面接官が隣接部署の責任者である場合、ある程度安心して面接に挑むことができます。
なぜなら、隣接部署の責任者との面接は、顔見せ程度の意味しかないことが通常だからです。
隣接部署の責任者は、貴方が所属することになる部署の決裁権限を持っていないですから、余程のことがなければ、貴方に悪い評価をつけません。
一次面接の面接官(貴方を採用する部署の責任者)による面接評価レポートを見ながら、「フムフム」と貴方の話を聞いているだけのことが多いはずです。
しかし、二次面接で落ちる人は確かにいるわけです(詳細は実践会の場でお伝えします)から、気を引き締めて面接に挑みましょう。
他方、
面接官が、採用部署の上席者である場合には、今少し緊張して面接に挑むことが必要でしょう。
しかし、上席者は基本的には第一次面接者の意思決定を尊重しながら面接に挑むことになる点に気づいていただければと思います。
上席者は、第一次面接者が付けた貴方に対する評価レポートを見ながら、貴方を面接します。
- 第一次面接者の評価レポーtp
- 履歴書
- 職務経歴書
上席者は、基本的には第一次面接者が貴方に付けた評価点に誤りがないか?という目線で面接を進めていきます。
よくある失敗は、貴方が第一次面接と違うことを言ってしまう場合です。
第一次面接と異なる話をしてしまうと、面接官は「あれっ?この人の言うことは信じていいのかな?」と懐疑的になるはずです。
嘘を言っているとまで認定されないかもしれませんが、正確に情報伝達する事が出来ない人としてマイナス評価がついてしまいます。
当然、最終面接に進み難くなってしまいます。
最終面接に落ちる理由
最終面接で落ちる理由は、色々あります。
最終面接とは、基本的には社長やマネジメント層に対する報告の意味と、入社しますね?と言う意思確認をするための意味合いで実施される事が殆どです。
しかし、ワンマン経営者的な会社であれば、社長などの気分次第で簡単に採否に影響がお読んでしまいます。
通常の一定規模の大きな会社であれば、よっぽど貴方が変な応対をしない限りは、基本的には貴方が最終面接において落とされることはあまりありません(とはいえ、落ちる事例も多々あります。詳細は実践会の場でお話しします)。
ですから、第一次面接に落ちる理由や、第二次面接(面接官が採用部署の上席者である場合)と同じ理由で最終面接に落ちる事があるものと考えておいた方が良いでしょう。
二次面接に受かるコツ・注意点(就活・転職活動)
一次面接に受かるコツにおいてもお話しした内容は、二次面接にも当てはまるので、一次面接に受かるコツについても確認しておいてください。
それを踏まえて、二次面接に受かるコツや注意点をお話しさせていただくとすれば、クドイようですが、やはり履歴書と職務経歴書をベースに話をする事に終始して欲しいのです。
面接官は、書類と短時間の面接だけで貴方のことを評価しなくてはいけなません。書類に書かれていることが基本的に評価のベースとなっているのです。
だから、書類に書いていること、第一次面接者が評価した前提事実に誤りがないことに最新の注意を向けています
しっかりと、履歴書と職務経歴書を通して、理路整然と話をする練習をしておきましょう。
ショートバージョンとロングバージョンなど、あらゆる事態に対応できるようにしておきましょう。
最終面接に受かるコツ・注意点(就活・転職活動)
最終面接に受かるコツは、1次面接に受かるコツと、上述の二次面接に受かるコツと重なる点が多くあります。
その他にも、最終面接において特有なコツがあるので、お話ししておきます。
最終面接において面接官が重視しているポイントは、大きく2つだけです。
「本当に入社してくれるのか?」
「この人は辞めないか?」
と言うことです。
ポイント❶本当に入社するのか?
入社の意思確認は、貴方の熱意や、やる気で推し測られます。
だから、最終面接においても気を引き締めて、御社で仕事をやる気がある!と言うことを伝え続けましょう。
いつから入社することができますか?
と言う質問もされるはずですから、可能な限り早いタイミングで入社できることを伝えてください。
あまりに入社時期が遅いと、ご縁がなかったと言うことになりかねません(理由は実践会の場で詳細にお伝えします)。
ポイント❷直ぐに辞めないか?
また、最終面接の面接官は、「この人は直ぐに辞めることにはならないか?」と言う点にも注意を払っています。
転職回数が多かったり、職務経験が少なかったりすると、心配される傾向があるので、大丈夫だと言うことを理路整然と、自信と安心感持ってアピールしてください。
「会社の雰囲気と、貴方の性格がマッチしているか?」
と言うことにも注意が払われています。
社交性があることが伝わるように意識することが大事ですし、わかりやすく端的に話すことも重要になります。
それでも、二次面接・最終面接に落ちるとき
それでも、どうしても二次面接や最終面接に突破できない方がいるはずです。
理由は色々と考えられるのですが、まずは第三者の専門家に相談するようにしてください。
就職エージェントに相談することは大事です。
あまり相談に乗ってくれなかったり、使えないエージェントであれば、新たに転職サイトに登録して新たなエージェントに相談することをオススメします。
なるべく多くの専門家の話を聞いていく中で、貴方なりの対応策もわかってくるはずです。
二次面接・最終面接に合格するためのマインドリセット
二次面接・最終面接にまで進めるようになったのであれば、あと一歩です。
必ず貴方のことを採用してくれる、貴方が希望する会社が見つかるはずです。
面接に落ちてしまった理由としては、貴方とは関係のない理由(募集ポジションと貴方の能力がマッチングしない)と言うことだったかもしれませんし、たまたま競争相手に強力な人がいたことが理由かもしれません。
100%の準備をし続けていれば、必ず内定を獲得することができると思います。
最後まで気を抜かずに、転職エージェントや専門家のアドバイスを受けながら、慎重に転職活動を進めてください。
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