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行政書士試験・行政法の概要

まず最初に確認して欲しいことは、行政書士試験に受かるためには「行政法の攻略」が必須ということです。
行政法とは、行政に関する法律全般を総称した呼び名です。行政法という名前の法律があるわけではありません。
行政書士の試験科目の観点から見ると、行政法は以下の「6つに分類」できます。
内容 | |
総論 | 行政法全般 |
行政手続法 | 行政の手続きに関する法律 |
行政不服審査法 | 行政庁に対する不服申立てに関する法律 |
行政事件訴訟法 | 行政庁へ不服を裁判所に訴える手続きに関する法律 |
国家賠償法 | 国家の不法行為に対する賠償に関する法律 |
地方自治法 | 地方公共団体が行う地方自治に関する法律 |
行政書士試験では、300点満点中、試験科目最多の112点の配点がある重要科目ですから、行政法を攻略しないと合格できません。
行政法過去問の出題傾向と勉強法を確認しておくことが重要です。

行政法⇒出題形式別の出題傾向
行政書士試験の「行政法」においては、例年、択一式は19問・多肢選択式は2問・記述式は1問の出題がなされていますが、行政法の試験問題がどの法律から出題されるかどうかは、毎年異なります。
しかし、下記のような出題イメージを持っておけば大まか間違いはないでしょう。
択一式19問 | 多肢選択2問 | 記述式1問 | |
総論 | 5問 | ー | |
行政手続法 | 3問 | ー | |
行政不服審査法 | 3問 | ー | |
行政事件訴訟法 | 3問 | ー | 出題が多い |
国家賠償法 | 2問 | ー | |
地方自治法 | 3問 | ー |
行政法⇒内容別の出題傾向
問われる内容の傾向 | |
総論 | 専門用語の意味 |
行政手続法 | 条文の知識 |
行政不服審査法 | 条文の知識 |
行政事件訴訟法 | 条文の知識 |
国家賠償法 | 判例の知識 |
地方自治法 | 条文の知識 |
行政書士試験の行政法においては、各分野ごとに出題傾向が異なります。学習内容が異なってくるので正確に確認しておきましょう。
上記表に記載される通り、総論は「専門用語の意味」、国家賠償法は「判例知識」が出題される傾向にありますが、他の分野では「条文知識」が問われることが多いです。
受験勉強にあたり、各分野の出題傾向を押さえておきましょう。

行政書士試験・行政法の勉強法(攻略法)
⑴ 条文判例知識を暗記
行政書士試験に合格するには、行政法のマスターを避けて通ることは出来ません。
しかし、行政法は条文・判例知識がメインとして出題されるので、暗記したことがそのまま得点に直結しやすいという意味で得点源になる科目ということができます。
行政書士試験における行政法の問題は、暗記すれば正解にたどり着けるという特徴が強いのです。
初学者であっても勉強すればした分だけ、点数を伸ばすことができる科目です。早めにマスターして民法の勉強に注力するべきでしょう。
⑵ 具体的な勉強法
行政法で学ぶ内容は、単なる手続などであり、イメージすることも難しくあまり面白いものではありません。
全体像をイメージして基本的な理解がつかめたら過去問を使って問題演習していくと良いでしょう。
条文知識が出題される行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法については、条文マスターも必要になるので、問題演習と並行してインプットの練習が必要です。
択一式と多肢選択式の対策として、過去問演習とインプット学習が進み手応えが出てきたら、記述式試験の問題演習も行いましょう。
記述式試験対策はあまり手を広げすぎる必要はありません。
受講している講座や、独学用として購入した本・問題集だけを徹底マスターするようにするべきです。
⑶ 確実な得点源とすること
行政法は、行政書士試験では配点が多く、勉強した分だけ点数を伸ばせる勉強しがいのある試験科目です。
行政法を攻略することなくして、行政書士試験に合格することは出来ません。
だから、本試験当日まで手を抜くことなく、行政法の対策に手を抜いてはいけません。
行政法が得点源だという確信を持てるようになれば、他の科目も落ち着いて勉強できるようになります。
まずは行政法をマスターすることを心がけることです。そして、マスターしたらその力をキープする努力も継続してください。

行政法対策でオススメの講座・教材
行政法を攻略するために、効果がある教材しておきます。
私が一番良いと思う講座・教材は「スタディングの行政書士講座」です。
スタディングであれば効率よくインプットと過去問演習を繰り返すことができるし、記述式試験の対策も充実しています。
予備校講座の中では一番の低価格なので、アレコレと自分で教材を揃える苦労を考えると、実質的にみて一番安くなる気もしています。

吉田美代
行政書士。行政書士試験に1ヶ月で合格した実力者。行政書士試験の受験生に向けて勉強法などの情報発信を続けている。
\合格可能性をUP!/
行政書士には多くの試験対策講座が用意されています。その中には良い講座もあれば、悪い講座もあります。しっかりと見極めて、納得いく講座を選ぶことが重要です。