予備試験・受験

必見!予備試験の合格に必要な勉強時間は?⇒受験を検討するときに読んで下さい

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よく聞かれる質問の1つに「予備試験に合格するまでに必要となる勉強時間はどれ位か?」というものがあります。

他の合格者とも相談しながら、勉強時間についてまとめてみました。

ご参考になりますように。

予備試験の合格に必要な勉強時間は?

合格までの勉強時間

巷では予備試験合格には2000時間で足りるとか、1万時間必要だとか、色々なことが言われています。

確かに、予備試験の合格に必要な時間は、人によりマチマチですが、標準的な合格者を念頭にお話ししたいと思います。

私が感じるところ、標準的な予備試験合格者は、

4000〜5000時間の勉強時間で合格していると感じています。

実質勉強時間を想定しているので、そんなに勉強しなくちゃいけないんだ!と驚く人もいるかもしれません。

しかし、従来行われていた旧司法試験に合格するには、予備試験の何倍も勉強時間が必要だったと言われています。旧司法試験に比べると勉強時間が少なくなったという人もいることは確かです。

1週間で必要となる勉強時間

合格するためには途方もない勉強時間が必要だと尻込みする人もいるかもしれません。

しかし、実際に勉強計画をイメージしてみると、時間はそんなに多いわけではないように感じています。

合格までに四千時間を必要と想定した場合、月単位と週単位の勉強時間は、次の通りです。

3年間(36ヶ月)で合格月換算だと「111時間/月」
週換算だと「26時間/週」の勉強時間が必要
2年間(24ヶ月)で合格月換算だと「166時間/月」
週換算だと「38時間/週」の勉強時間が必要

皆さんはどのように感じたでしょうか。

実際には、机に向かって勉強する時間が基本となります。しかし学習内容だったり、勉強方法の工夫次第では、電車の中や隙間時間で勉強することも多いはずです。

体感としては、椅子に座って黙々と勉強している時間はもっと少ないはずです。

勉強量を増やす⇒4000時間以上勉強すれば合格しやすい?

上記は、効率よく勉強して合格していく人の勉強時間を想定しています。

合格率を上げるために「自分はもっと気合いを入れて長時間勉強するぞ!」と意気込む人も多く見受けられます。

しかし、注意して欲しいことがあります。それは、長時間勉強したからと言って合格率が上がるわけではないのです。

正しい方法で効率よく勉強することを心がけないと、逆に頑張るほどに合格率が低下していきます。

同様に、受験期間が長引くとモチベーションの低下や、集中力の欠如も伴って、合格することが難しくなる傾向にあります。

勉強量を増やしたところで合格しやすくなる訳ではないことを肝に命じておきましょう。

予備試験合格⇒インプット学習に必要な勉強時間は?

予備試験合格にはインプットよりもアウトプット

予備試験に合格するためには、単に勉強時間だけを念頭においてはいけません。

アウトプットを意識した勉強をしなければ、永遠と合格することはできないのです。

真面目な人ほど、知識詰め込み型の勉強をしてしまいがちですが、インプットだけしていても予備試験には合格できません。

インプットは3割、アウトプットは7割というイメージで勉強することをオススメします。
(短期合格者の場合は、3:7ではなく、2:8という方もいらっしゃいます。)

インプット学習に必要な勉強時間

インプット学習とは、要するに予備校の講義を聞いたり、自分で本を読んだりという時間です。

なんども繰り返し講義を聞くこともあれば、ノートにまとめることもあるでしょう。

しかし、インプット学習にかける時間は、1日の3割に、1週間の3割に抑えるようにして勉強すると良いでしょう。

インプット学習の勉強時間は極小化

どうしたって、受験生はインプット学習の勉強スタイルになりがちです。

集団授業を聞いていると、講義に参加しているだけで勉強をした気分になります。

しかし、予備試験はあくまでも自分の力で解いたり、書いたりできなければ合格できないのですから、早めにアウトプットの勉強に移行するようにしましょう。

知識吸収型の勉強時間は極力減らすように心がけましょう。

優秀で解りやすい先生の講義では合格できない

それに優秀な先生の話を聞いていると、聞いているだけで何だか理解できた気分になります。

不合格になる方は、予備校講座を聞いて満足してしまうケースが多いので要注意です。

予備校は利用する場所です。アウトプット学習をする手段として利用しやすい予備校を選ぶように気をつけてください。

解りやすい先生の話を聞いて、安心感を得るだけの効果を予備校に求めてはいけません。

予備試験合格⇒アウトプット学習に必要な勉強時間は?

アウトプットに必要な勉強時間

予備試験に合格するためには、アウトプット学習に時間を割くようにしましょう。

講義を聞いたり、本を読んだりする時間は確かに必要です。しかし決して完璧主義になることなく、予備試験の合格に必要となる部分を絞り込むようにしてください。

ある程度勉強が進んだら、移動時間や隙間時間もインプット学習の時間として有効活用できるはずです。

勉強のメインはアウトプットであることを認識して、勉強時間の多くを使うようにしてください。

予備試験に合格するために必要なことは、アウトプットにいかに勉強時間を割く事ができるかにかかっています。

アウトプットの機会を増やすことが重要

アウトプットの勉強時間を増やすには、その機会が沢山あることが重要です。

予備校選びをする際にも、答案作成・添削や、問題演習の機会が、数多く設定されているかを確認しておきましょう。

受験勉強をする際は、一人で勉強していると、どうしてもインプット重視の勉強に変調してしまいがちです。講義を聞いたり、本を熟読する勉強法の方が楽なのです。

アウトプットの機会が多くあり、自学自習の際にも答案作成・問題演習の機会が設けられている予備校を選ぶと良いでしょう。

短答式・論文式・口述の対策に必要な勉強時間は?

ここからは短答・論文・口述試験について、どのようなウエイトで学習すべきかについてお話しします。

短答式試験対策に、十分な勉強時間を確保(標準的受験生)

受験生がまず突破しなくてはいけないのは「短答式試験」です。

社会人の方の場合、まずは「短答式試験」の合格を確実にすることを目標にする人が多いように思います。仕事と同じように目の前のタスクを一つづつ潰していくイメージがあるのかもしれません。

私の場合、まずは短答試験を合格するために、勉強時間の大半を短答対策に費やすことに違和感はありません。

短答試験を突破する実力をつけてから論文試験対策をすることは、十分合理的だと思います。

特に初心者の方の場合、目先の短答試験に突破できるか?が気になってしまうことでしょう。

その場合には、短答試験の勉強に8割以上の時間を費やす戦略でも、私は構わないと思います。短答試験に合格して、自信と安心を持って論文試験に挑戦するという戦略です。

論文式試験対策に、十分な勉強時間を確保(短期合格者)

しかし、短期合格する方の場合、発想方法が異なります。

予備試験の場合、最大の難関は論文試験にあります。論文試験に突破できずに涙を吞む方が多いのです。

短答式試験には記念受験の方が多いので、実質的な合格率は25%〜50%の間にあるという考え方もできます。一方、論文式試験には記念受験者は存在しないのですから、必然的に実質倍率も高くなるのです。

だから、論文試験を突破することに8割の力を費やすというのですが、これは十分合理的な考え方だと思います。

論文試験対策を重点的にする。

短答試験と論文試験を効率よく短期合格するためには、必要最小限の勉強をメリハリつけて、効率的に行えるメソッドに従って勉強することが重要です。

最近の短期合格者が成功している学習方法をご案内します。

論文試験の壁を突破できずに苦労していました。資格スクエアに入会して勉強することで翌年予備試験と論文試験にも合格できました。今までは合格に必要ない勉強をしていたのだと痛感しました。合格するために重要なことは何か?ということが資格スクエアを利用することで理解できました。

口述対策に必要な勉強時間

口述試験は非常に難関なのですが、論文試験を突破できた後に対策をすれば十分です。

口述試験の合格率は例年9割を超えているので、それほど神経質にならなくて良いでしょう。まずは論文試験の合格に向けて、勉強時間を割くことです。

予備試験合格に必要な勉強時間(まとめ)

予備試験に合格するための勉強時間のイメージが湧いたでしょうか?

合格までに要した勉強時間は人それぞれです。

知識詰め込み型の勉強をしている人は、合格までに苦労することが多いようですし、

逆に、アウトプットを意識して勉強している人は、2〜3年で予備試験を通過している印象が強いです。

短答式試験の合格を確実にしてから論文試験に挑むという勉強スタイルでも、最初から論文試験の突破を目指すという効率の良い勉強スタイルでも、

合格戦略はどちらでも良いと思います。

しかし、注意すべきことは独自のスタイルで勉強するのではなく、合格者の話をよく聞いて勉強することが大事です。

合格者の話をよく聞いて勉強することで、より効率的に無駄なく学習することができるでしょう。

ひいては受験勉強の時間も減少できると思います。

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